20日、JR小倉駅近くの商店街でまた火災が発生。
32時間後に鎮火しましたが、北九州市の魚町商店街周辺では2022年に2度の火災に見舞われた旦過市場を含め、今回で4度目の大火となり、現場は騒然となりました。
出火原因の調べが進む中、第1通報者が出火当時の様子を語りました。
20日土曜日、北九州市小倉北区魚町の飲食店街で火災が発生しました。
◆店に延焼した店主
「もう火が出てる。完璧にアウトだ。もう言葉が出ない」
◆記者リポート
「火事が起きている現場なんですが、JR小倉駅のすぐ近くでもあります」
現場はJR小倉駅の近くで、今年1月に火災が発生した鳥町食道街や、2022年2度の大火に見舞われた旦過市場からも近い場所でした。
完全に消し止められたのは、出火から約32時間後。
飲食店など8店舗、合わせて約350平方メートルが焼けたとみられ、けが人はいませんでした。
なぜ短期間に同じ地域で再び火災が起きたのか。
第1通報者の男性は、出火当時、2階建ての建物の1階にある飲食店で勤務していました。
◆第一通報者
「焦げ臭かったんですよ。『調理場からかな』と思って、全部火を消して確認したら『これ、調理場からじゃないな』となって、上を見たら電灯からパフパフって煙が出ていたので『上じゃない?』ってなった」
火を使うのは1階の調理場のみ。
消防に通報後、2階の屋根裏を確認すると・・・。
配管に煙が充満していました。
しかし、火は見つかりませんでした。
◆第1通報者
「消防隊の人と調書をしていたら、いきなりざわつき出して『早く出てください』と言われて、出たらバフーンって爆発した。悔しいですよね、原因が分からないから悔しいです」
警察と消防が出火原因の特定を進める一方、北九州市などは22日、被災者の相談窓口を設置、融資などの相談に応じるとしています。
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