愛媛県内最大の観光地・道後の宿泊施設は、かき入れ時に数千人規模のキャンセルが見込まれるなど大きな打撃を受けています。

八木貴士記者:
「お盆休み真っ只中の道後は、きょうも多くの観光客でにぎわっています」

臨時情報の発表後も多くの家族連れらでにぎっている道後温泉。しかし本来、夏休みとお盆のかき入れ時で、満室になるはずの宿泊施設は、大きな打撃をうけています。

道後温泉旅館協同組合・奥村敏仁理事長:
「このお盆の時期だけではなくて8月全体、あるいは9月に入っている予約に対しても影響が出ております。数千人規模の影響があるのではないかというふうに考えている。在庫ができるようなものを売っているようにみえるが、現実にお部屋はスーパーでお惣菜を売っているのと一緒で、その日売れなかったものはすべて廃棄しないといけない」

奥村理事長はキャンセルが相次いだのは臨時情報の発表に加え、直後に神奈川県で起きた地震や台風が重なったことも影響したと指摘。一度、失った予約は取り返すのは難しく、今後も影響が続くのではと懸念しています。

奥村理事長:
「天候不順とか台風が多いので、まだまだ色んな影響が続いていくのかなと気がしてる」

観光業界にとってはまだまだ不安の残る日々が続きます。

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