8月18日に閉館する福岡市西区のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」。

最後の週末を迎え、別れを惜しむ多くの買い物客でにぎわっています。

「マリノアシティ福岡」は2000年に九州初のアウトレットモールとして開業以来、多くの人に愛されてきましたが、建物や設備の老朽化により18日での閉館が決まっています。

入居する約130の店舗では最大90%OFFの最終セールが行われていて、16日も多くの買い物客でにぎわっています。

今後は、運営する福岡地所が三井不動産と共同で新たな商業施設を建設することになっていますが、ランドマークとして親しまれてきた観覧車については、撤去の可能性も含めて検討中だということです。

観覧車に乗る人たちからは「これが最後になるかもしれない」と別れを惜しむ声が聞かれました。

◆観覧車に乗る人
「高校1年生から通っていて、当時の彼女(現在の妻)と一緒に来ていた。あす・あさっても家族で最後に乗りたい」

◆観覧車に乗る人
「子供が生まれて抱っこでも乗れるから(子供が)赤ちゃんのときから乗っていた」

◆観覧車に乗る人
「きれいだった」

◆観覧車に乗る人
「観覧車がいつもどこからでも見えて、それがなくなるのは寂しいです」

◆観覧車に乗る人
「できれば継続してほしい。願っています」

マリノアシティ福岡は8月18日、24年の歴史に幕をおろします。

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