子どもの魚離れを解消しようと愛媛県が8月から新たなキャンペーンを始めています。手に入れることができるのは愛媛ならではのギョギョギョなカードです。

松山市内のスーパーの鮮魚コーナー。マダイやイサキなど県産の新鮮な魚が数多く並びます。その商品に貼られているのは「お魚食べようキャンペーン」のシールです。今、キャンペーン対象の県産の魚を買うとサービスカウンターで愛媛ならではのカードと引き換えてもらえるんです。

愛媛県漁政課 鈴木克章 担当係長:
「愛媛のお魚ということで愛媛の海で獲れるお魚の代表的なものを選んでます。これからの時期、愛南地域でよく水揚げされるカツオだとか」

魚や貝などのイラストや特徴を盛り込んだカード、その名も「愛媛のお魚獲レカ」。愛媛で獲れる魚介類20種類が用意されています。イラストは特徴が細かく表現され、魚のマメ知識もふんだんに盛り込まれています。マダコのカードには「頭に見えるのは実は体」キジハタのカードには「メスからオスへ性転換する」などのトリビアも散りばめられ、味の特徴や調理方法も記されています。また愛媛が生産量日本一のマダイとアコヤガイは特別な「レアカード」になっています。

愛媛県漁政課 鈴木克章 担当係長:
「“魚離れ”と言われています。愛媛県においてもやっぱり水産物の消費量が減り続けているという所でちょっとでも子どもにも興味をもっていただいて少しでもお魚を身近に感じていいただいて魚好きが増えたらいいなと考えています」

愛媛でも養殖のエサ代が値上がりして頭を抱える漁業。県は子どもに魚への興味をもってもらい消費につなげて支援したいとしています。「愛媛のお魚獲レカ」がもらえる対象は500円以上の商品で県内のスーパーや産直市110店舗で8月31日まで手に入れることができます。

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