9日の宮城県内は、低気圧や前線の影響で日中は雨となりましたが、仙台管区気象台は、気象台の敷地内にあるソメイヨシノの標本木で、8割以上の花が咲いたとして仙台市のサクラが満開になったと発表しました。

仙台市のサクラが満開になるのは平年より4日早く、観測を始めて以来、最も早かった去年と比べて9日遅いということです。

仙台市のサクラは今月2日の開花からちょうど1週間で満開となり、通りかかった人たちは雨粒がついた淡いピンク色の花を足をとめて眺めていました。

近くに住む30代の女性は、「満開できれいです。あいにくの天気でサクラが少し散ってしまって残念ですが、晴れたらまたきれいに咲いてほしい」と話していました。

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