徳島県神山町の鮎喰川は夏の間、川遊びの人気スポットとして、若者や家族連れなどでにぎわいますが、水難事故も相次いでいて、おととしまでの9年間で、高校生を含む5人が亡くなっています。
このため警察は、先月下旬から毎日、鮎喰川の周辺をパトロールしています。
17日は警察官2人が、川遊びをしていた人たちに対し川には海水浴場とは違ってライフセーバーがいないことを説明した上で、安全を確保するためにもライフジャケットを着用するよう呼びかけていました。
徳島市から家族で訪れた30代の男性は「南海トラフ地震の臨時情報が出ていたため、海はやめて川へ遊びに来ました。子どももいるのでライフジャケットを着せて危険がないように遊びます」と話していました。
徳島名西警察署地域第一課の山崎恒警部補は「幸いことしは死亡事故はないものの、川で溺れる事故は起きている。ライフジャケットを着用するとともに小さな子どもからは目を離さないようにしてほしい」と話していました。
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