医療の担い手不足が問題となる中、県立看護大学は、学生の県内への就職につなげようと、県北の病院を見学するバスツアーを開きました。

バスツアーに参加したのは、県立看護大学の1年生と2年生の15人で、21日午前中は高千穂町国民健康保険病院を見学しました。

大学生は、手術室などを見学し、整形外科の手術室にはレントゲンが備えられていることなどの説明を受けました。

また、看護師などから、病院では新人研修が充実していることや、熊本県に近く利便性がいいなど、生活面でのメリットについても話を聞きました。

(学生は)
「実際の現場で目で見て学習できることで、より現実的なことも知ることができてよかったと思います。困っている患者さんを助けられるように病院を選んでいきたい」
「地方の方が、一人一人の患者さんとの距離も近いと思うので、そういう点ではそういうところで働くのもいいと思います」

学生たちは21日、延岡市や門川町の病院も見学したということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。