子供たちの夏休みが終わりに近づく中、宿題に追われる子供たちも少なくありません。静岡市のカルチャースクールでは子ども向けの絵画教室が開かれています。
リビングカルチャーセンター
千賀由美子 センター長:
こちらの講座は大変人気で毎年複数回開催しているのですが、それでもまだ申し込みたいという方がいたので追加開催ということで
年々、申し込みが増え続けている「こども絵画教室」。
夏休みの前半に計5回開きましたが2024年は急遽、追加で開催をすることに。
人気の理由は?
児童:
あと残っているのは毎日日記とこの勉強(絵)。完成まで行けたらいい
参加するほとんどの子どもたちの目的は夏休みの宿題です。
読書感想画やポスターなど、持ち込まれる課題はひとそれぞれ。
自宅で済ませてきた下書きに絵具やクレヨン、色鉛筆を使って色塗りを進めます。
講師を務めるのは静岡市出身の日本画家・藤浪瑛智 先生です。
日本画家・藤浪瑛智 先生:
色はもっともっと青と緑を加えて濃いめの色になるように作っておいてください
約3時間の講座を終える頃には…。
小学2年生のゆいちゃんが描いた読書感想画は、鮮やかな空と2人の少年が印象的な作品に。
小学6年生のにこちゃんが描いた茶畑は、葉っぱのザワザワした感じが工夫して表現されています。
中学1年生のひなたくんが描いた徳川家康像は、夕日のグラデーションがより一層きれいになりました。
児童:
最初ミスしちゃったこの夕日が先生のアドバイスで立て直すことができてよかった
児童:
(宿題が)1個終わった。なんかうれしい。茶畑のところがうまくいってよかった
日本画家・藤浪瑛智 先生:
子どもたちが完成した時にやりっきった顔をする達成感を味わっている。その雰囲気が私も好きで子どもたちのそういった顔を見るとこの講座を開いてよかったと思う
夏休みもあと少し、子供たちの宿題は終わりましたか?
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。