巨大地震を想定した災害対策本部の運営訓練が8月22日に静岡県庁で行われ、県の職員などが情報収集の手順などについて確認しました。

村田彬 記者:
災害対策本部では各職員が地震による被害状況をデータでまとめるとともに、火災などの情報は大きな声で伝達されています

訓練はマグニチュード9.1の南海トラフ巨大地震が発生し、県中部や西部で震度7の揺れを観測後、24時間が経った想定で行われ、県や警察、消防などから約7000人が参加しました。

訓練では被災した市や町への救助部隊の配置が検討されたほか、ドローンで撮影された映像をもとに山間部の孤立集落や沿岸部の津波被害の実態の把握を進めていきました。

鈴木知事:
空からの支援あるいは海から物資や人を運ぶという支援、陸だけでなく空・海を活用した総合的な防災対策をこれから強化していかなければいけない

県民が参加する県総合防災訓練は、熱海市と伊東市をメイン会場に9月1日に行なわれます。

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