静岡市は老朽化によって耐震性が低下している清水庁舎について、津波避難ビルの指定を解除する方針を明らかにしました。

老朽化した清水庁舎をめぐっては、市の調査で「南海トラフ巨大地震の余震により大破する可能性がある」と診断されました。

これを受け、難波喬司 市長は8月23日、津波避難ビルの指定を解除する方針であることを説明しました。

静岡市・難波喬司 市長:
地元住民の方々は非常に心配されていると思う。(指定を)解除した後は、清水区の各連合自治会に対して津波避難ビルの指定解除に関するお知らせをしっかり進めていきたい

市は27日に住民説明会を開き、地震発生時に庁舎内にいる市民は建物への被害が少ないとされる5階以上に一時避難する計画を周知するということです。

また、庁舎の整備計画については補修するのか場所を移して建て替えるか2024年度内にも方針を決めたい考えです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。