中高生が、がんの診療や手術支援ロボットの操作などの外科医の仕事を体験しながら学べるイベントが、北九州市で開かれました。

北九州市立医療センターで開かれたこのイベントには、抽選で選ばれた医師を志す中高生など30人が参加。

最新の医療機器の前で、医師の説明を受けながら「がんの診療」などを学びました。

今や、腫瘍の摘出など世界中の医療現場で重宝されている手術支援ロボット「ダヴィンチ」。

興味津々の参加者は、夢中になって実際に操作を体験しました。

◆参加した高校生
「こんなに大きい機械でするっていうのも知らなくて、実際に体験できて、うれしかったです。医者になるために勉強を頑張って、大学受験をまず受かりたいと思います」

参加者は、電気メスの操作や縫合などにも挑戦。

中野徹院長は、「外科医が減少傾向にある中、次世代を担う若者に医学の進歩を感じてもらい、より興味を持ってほしい」と話していました。

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