能登の復興のシンボルにしようと能登半島地震の被災地から救出されたピアノを子供たちが絵付けするイベントが金沢市内で開かれました。
このプロジェクトは珠洲市で被災した女性達が中心となり、能登の子供たちにピアノの絵付けを通して復興について考えてもらおうと企画しました。
ピアノは珠洲市内の家屋から救出されたもので、金沢に運ばれ、先月から能登の子ども達が絵付けをしてきました。25日は能登町や珠洲市内から子供たちとその保護者が参加し、思い思いのイラストを書き込んでいました。
参加した子供:
(何を描いたの?)見附島と「みつけたろう」。珠洲は見附島のイメージが強いからです
保護者:
「よく珠洲は虹がいっぱい出るね」って、子どもと言っていて…。もしかしたら印象に残っているのかなって。
みちプロジェクト実行委員会の新出奈保さん:
震災を忘れないようなシンボルとして子どもたちに書いてもらいました。笑顔とか笑い声とかも自然に出てくるようになってホッとしています。
ピアノは今月30日午後5時から金沢駅のもてなしドームでお披露目され、演奏会も開かれるということです。
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