山形地方気象台は、危険予測の精度を高めるため、8月29日から県内の暴風警報・強風注意報の発表基準を変更すると発表した。

発表基準が変更されるのは、県内に出される暴風警報と暴風雪警報・強風注意報・風雪注意報の4つ。
現在の基準は1983年に設定され、その後、建物の強度が向上したことや、近年の暴風による災害などを調査した結果をもとに、今回、数値の引き上げが行われる。

<具体的な発表基準の変更>
暴風警報…庄内(海上)で風速18メートル→20メートル
強風注意報…庄内(陸上)で風速12メートル→13メートル
  〃   庄内(海上)で風速12メートル→15メートル
  〃   村山・置賜・最上で風速12メートル→13メートル

発表基準の変更により、より精度の高い危険予測と避難行動などの情報提供につなげるねらいがある。変更は8月29日午後1時から実施される。

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