日本海に面する出雲市多伎町では、いちじくの生産が盛んで、「多伎いちじく」のブランド名で、全国各地に出荷されています。

ことしも収穫が本格化していて、26日は地元の集荷所で生産者などおよそ30人が集まって発送の出発式が行われました。

式では、テープカットが行われたあと、いちじくを積んだトラックが県内外の市場へ向けて出発しました。

JAによりますと、ことしは梅雨明け以降 降水量が少ないことから、生育状況が心配されたということですが、例年同様、甘みが強いいちじくが育ったということです。

JAしまね出雲地区本部の今岡翔哉さんは「ことしも、おいしいいちじくが育ちました。島根を代表する味覚なので、たくさんの人たちに食べてほしい」と話していました。

収穫は10月下旬まで行われ、合わせて110トンの出荷を目指しているということです。

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