山口・上関町で、中国電力が計画中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設の可能性を探るボーリング調査が始まった。
中国電力が所有する上関町内の敷地入り口で、計画に反対する住民などが抗議の声を上げる中、ボーリング調査は23日午前10時過ぎから始まった。
ボーリング調査の場所は、上関原子力発電所建設予定地の近くで、中国電力は原発の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の建設を進める計画を示し、2024年1月には予定地の森林を伐採している。
施設の建設をめぐっては、周辺の市と町からも懸念の声が上がっているが、中国電力は上関町から地域振興策を求められ計画を提案した経緯や、施設の安全性について説明し、理解を求めていくとしている。
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