台風10号に伴う宮崎県の災害対策本部会議が開かれ、河野知事は、被害の全容把握と早期復旧に向け全力で取り組むよう指示しました。

会議では、宮崎地方気象台の担当者が、県内は1日の午後に台風10号の強風域から抜けると説明。これまでの大雨で地盤がかなり緩んでいる所があり、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要と呼びかけました。

続いて台風によるけが人や椎葉村の土砂災害など被害の説明があり、河野知事は、早期の全容把握と復旧に全力で取り組むよう、出席した県の幹部に指示しました。

(河野知事)
「道路の問題もありました。停電、断水が生じているライフラインの課題もありました。県として関係機関と連携して、まずは見ている被害の早期復旧に全力で取り組んでいただきたい。」

県内では30日午前9時半の時点で267世帯、487人が避難を続けています。

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