岐阜・高山市のホテル敷地内で、木の上に子グマが登っている姿がカメラにとらえられた。
子グマは2日連続で現れ、スマホの電子音で追い払おうとしても、まったく気にしていなかったという。
親グマの出没も心配され、警察や猟友会が出動したが、その後、子グマは山へ帰っていった。
クマがホテルで優雅に食事!?
岐阜・高山市で8月、木の上登る子グマが確認された。
子グマは夢中で木の実などを食べていたが、実は子グマが現われた場所は、ホテル敷地内のドックランの中だった。
すぐ近くには宿泊施設や駐車場もあり、人々が行き交う場所のど真ん中だ。
ホテルの従業員とみられる人が、クマを追い払うためにスマートフォンで「ピピピピ」と音を鳴らしてみる姿も見られた。
この時の子グマの様子について、撮影者は「クマ避け用の花火も電子音が出るやつもまったく気にせずっていう感じでした。ただひたすら木の上で食べていると」と話す。
警察も警戒…「出てくるかも」
その後、地元の猟友会や警察も出動し、クマの警戒を開始した。
また、ホテルへの出没は2日連続だったため、撮影者たちには別の不安があったという。
撮影者は、「夜になって子グマがいる時に、親グマが出てくるかもしれないっていうのが一番ですよね。窓から親グマが来てないよなって、1時間おきに見ていた」と、親グマとの遭遇を心配していた様子だ。
幸いにも親グマが現れることはなく、子グマは木の上でひたすら木の実などを食べ続け、夜になると山に帰って行ったという。
(「イット!」 8月27日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。