10月に開業が迫った長崎市の「長崎スタジアムシティ」にクラフトビールの醸造所が完成しました。
日本初となるサッカースタジアムでのビールの醸造が2日にスタートしました。
長崎スタジアムシティのブルワリー施設「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」です。
オリジナルのクラフトビールを醸造するこの施設には13台のタンクが並んでいて、年間9万リットル、ビールジョッキ18万杯分を生産します。
2日はビール造りの最初の工程、麦芽をタンクに入れる作業が公開されました。
株式会社ジャパネットウォーター ビール醸造課 鈴木栄さん
「仕込み自体は1日で終わるが、発酵期間が大体2、3週間、熟成に1週間要するのでトータル1カ月ぐらいがビールの製造期間となっている」
サッカースタジアム内でのビールの醸造は日本で初めてです。
約3年前から構想や開発を重ね、味も約100種類を製造する予定です。
岩下英樹 代表取締役社長
「今回、この醸造設備がこのシティ内にできることによって色んな味を楽しむことができる」「サッカーを楽しみ、バスケを楽しみ、日常的にも使う。そんな場所になったらいいなと思う」
つくられたクラフトビールはスタジアム内のレトロなビール醸造所をモチーフにしたレストランで出来立てを味わうことができるということです。
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