世界遺産に登録された佐渡島の金山で新たな試みです。夜の金山で特別な時間を過ごし、滞在の満足度を高めてもらおうと、プロジェクションマッピングなどを駆使したナイトツアーが始まりました。

道遊の割戸周辺に映し出されているのは、金や銀の鉱脈を表現した光の流れや佐渡のシンボル・「トキ」。

プロジェクションマッピングやライトアップを施し、普段は公開していない夜の佐渡金山を楽しむナイトツアーです。

これは、特別な体験を通してインバウンドの消費拡大や質の向上を目指す観光庁の事業を活用したもので、初日の9月1日は観光客のほか、佐渡市に住む外国人がモニターとして参加しました。

【観光客(東京から)】
「夜、こんなところに来られることもないと思うので、おもしろかった。トキと水が流れていく様子が壮大でいいと思った」

【外国人モニター】
「すごくおもしろい。昼間の見学もいいが、夜の見学は人にお勧めできる素晴らしい体験だと思う」

【佐渡市 観光振興課 小西淳 課長補佐】
「新たな夜のコンテンツづくりは宿泊にもつながるし、滞在時間・満足度の向上にもつながると思っているので、こういった取り組みをした」

9月と10月の金曜・土曜・日曜と祝日に行われるナイトツアー。佐渡市は実績を検証し、夜を楽しむ事業の実施に生かしていく考えです。

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