昨年度、県内の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談対応件数は6380件と過去最多となりました。

県によりますと、昨年度、県こども家庭センターで対応した児童虐待相談件数は3541件で前の年に比べて410件増加しました。
また、広島市児童相談所を加えた県全体の相談件数は6380件となり、前の年より926件増え、いずれも過去最多となりました。

虐待をするのは「実の母」が46%、「実の父」が43%となっていて、相談の種類としては「心理的虐待」が最も多く、半数以上を占めます。
こうした現状をうけ、県は、里親支援センターを設置するなどして民間と協力して支援体制を強化する方針です。

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