秋田市の幼稚園の園庭に芝生が整備され、園児がブラウブリッツ秋田の選手とサッカーを楽しんだ。
青空の下、はだしでボールを追いかけるのは、秋田市の秋田幼稚園の園児たち。3日はブラウブリッツ秋田の畑潤基選手と諸岡裕人選手などと一緒にサッカーに挑戦した。
園児たちが駆け回っている芝生は、ブラウブリッツ秋田とスポンサー企業の東電化工業・東商事が秋田県内の保育施設の園庭に緑を増やすプロジェクトの一環で整備したものだ。
秋田幼稚園では5月、約200平方メートルの敷地に選手と園児が協力して芝の苗を植えた。その後、チームのグラウンドキーパーが週1回のペースで園に通い、水やりをしたり肥料をまいたりして管理にあたった。
園児たちは青々と成長した芝生の感触を確かめながら、夢中になってサッカーを楽しんでいた。
園児は「芝生のふかふかがいい。気持ちいいから。3回ゴールできた!」と笑顔で話した。
また、他の園児は「ブラウゴン(ブラウブリッツ秋田のマスコット)とサッカーするのが楽しかった。芝生でいっぱい走りたい」と芝生で遊べることを楽しみにしていた。
秋田幼稚園の中川文代園長は「前は砂埃が舞う園庭だったが、芝生になったことで目にも優しいし感謝している。今度、運動会もあり、かけっこやダンスも行うのでいろいろなことができると思い楽しみ」と期待を寄せた。
芝生は葉が水分を取り込むため、土やアスファルトに比べて表面温度が上がりにくい他、温室効果ガスを吸収するなどの効果が期待される。
今回、園庭の芝の管理にあたったブラウブリッツ秋田のグラウンドキーパー・吉川詠喜さんは「とてもうれしい。途中で成長が良くなかったのでここまで育つか不安だったが、なんとか緑になってうれしい。芝生ははだしで走り回ったりとか足腰の強化にもなるので、このプロジェクトを持続的に続けていければと思う」と話した。
なお、ブラウブリッツ秋田は、2025年春に芝の苗を植える保育施設を募集している。
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