大分県由布市にある大分自動車道の由布岳パーキングエリア付近では台風10号による大雨の影響で大規模な土砂崩れが発生し、上下合わせて4車線ある高速道路の本線に大量の土砂が流入しました。

この影響で湯布院インターチェンジから日出ジャンクションの区間は先月29日から上下線で通行止めが続いていましたが、土砂の撤去が進んだことから、西日本高速道路は、当初4日朝としていた予定を前倒しして、3日午後5時に通行止めを解除しました。

福岡方面から大分方面に向かう下り線は2車線とも通行でき、上り線については1車線のみ通行できます。

ただ、引き続き土砂の撤去作業が行われるため、上り線の由布岳パーキングエリアは利用できない状態が続くということです。

一方、大分県内では、東九州自動車道でも道路脇の斜面が崩れた影響で臼杵市の臼杵インターチェンジから津久見市の津久見インターチェンジの間の上下線で通行止めが続いていて、復旧のめどは立っていません。

西日本高速道路によりますと、今後さらに斜面が崩れるおそれがあるということで、専門家と応急対策の方針などを検討するということです。

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