この譲渡会は、モノの再利用を進めてゴミを減らす活動の一環として、文京区と都内の民間企業がこれまで行ってきた活動で、今回は東洋学園大学の学生が企画と運営に参加し、初めて大学のキャンパス内で開かれました。

譲渡会は5日午前10時に始まり、学生たちが回収や仕分けに関わったおよそ2500点の子ども服が学内のホールに並べられました。

譲渡会では、性別にとらわれないジェンダーフリーの観点を取り入れようという学生たちのアイデアから、男の子用と女の子用の服を区別せずに並べられています。

子ども服は一世帯5枚まで無料で持ち帰ることができ、子育て中の家族などが次々と訪れて手ごろな服を選んでいました。

参加した20代の女性は「子ども服をちょうど買おうかなと思っていたので来ました。ありがたい企画だと思います」と話していました。

企画に関わった大学生の松本寛実さんは「譲渡された服を通して服の思い出と一緒に過ごしてほしい。こうした取り組みが全国に広まってほしいです」と話していました。

この譲渡会は5日午後4時まで開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。