北海道上川町の大雪山国立公園内の登山道で、パトロールをしていた巡視員がクマに約100メートル追いかけられました。
この影響で登山道が閉鎖されました。
巡視員の3メートル近くまで迫ってくるヒグマ。
9月3日、大雪山国立公園内をパトロール中に、登山道で体長1メートルほどのクマに遭遇しました。
クマスプレーを構えながらゆっくり後退しますが、クマは恐れる様子はなく、時おり小走りになるなどして、約100メートル追いかけてきました。
クマはその後、藪の中へ走り去りました。
「バッタリ出会った時には刺激しないように引き下がる。そういうふうにしたところにクマがついてきた」(北海道山岳整備 岡崎 哲三さん)
このクマの出没で、登山道は当面閉鎖となりました。
登山道を管理する北海道山岳整備では巡視を強化していくということです。
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