愛媛県有数の米どころ宇和島市三間町は、夏場に稲を刈り取る早期米の栽培が盛んで、8月上旬から新米の出荷が始まっています。

「道の駅みま」にも新米が並べられていて、5日も開店直後から客が次々に買い求めていました。

各地でコメの品薄が続く中、県外からの注文も相次いでいて、電話を受けたスタッフがコメを発送する対応に追われていました。

道の駅によりますと、8月の米の売り上げは去年の2倍ほどに上っていて、大阪や兵庫など関西からの注文が多く、中には1度に100キロほどを購入する客もいるということです。

精米や袋詰めの作業が追いつかないため、一時的に売り場に商品が並ばないこともありますが、ことしの出荷量は平年並みを見込んでいます。

市内の60代の女性は「親戚から米が手に入らないと聞いて、送るために来ました。ここの新米はおいしいのでたくさん食べてほしいです」と話していました。

「道の駅みま」の岩本順子 支配人は「米は生鮮食品なので1か月で食べ切れる量を購入してほしいです」と話していました。

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