愛媛県松山市の中心部・松山城の堀で8月末に石積みが崩れた被害で、松山河川国道事務所が9月6日、石積みの損壊や土砂の流出が進まないよう応急措置をしました。

石積みが崩れた被害は8月31日朝、松山市南堀端の国道沿いの堀で見つかりました。専門家によりますと、歩道の路面のひび割れなどから地下に水が入り込み、その力で石積みが押し出されたと見られています。付近の歩道は一部で通行が規制されています。

内木敦也キャスター:
「作業から1時間ほどが立っています。崩落でできた空洞を埋めるようにして今土のうが積まれています」

歩道を管理する国土交通省・松山河川国道事務所は、これ以上石積みが崩れないよう応急対策の工事を開始。作業員が崩れた部分に次々と土のうを積み上げ、作業は6日に完了しました。

今後は歩道の通行規制が解除できるよう、できるだけ速やかに本復旧に取り組むとしています。

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