品不足や価格の高騰が問題となる中、新米が出回り始めた9月6日のスーパーでは売り場に米が並んでいました。
新米が入荷
熊崎結萌アナウンサー:
新米のシーズンとなりました。スーパーのコメ売り場には既に新米が並んでいます。価格は2000円台後半となっています
9月6日午前、商品棚には大量のコメが並んでいました。
新米の入荷によってコメ不足は解消されたのでしょうか。
田子重セナ店・内記寿治 店長:
たまたまきょう(6日)入荷日だったので並んでいるが先ほど補填した時は1時間で50個ほど売れた。すごく売れている状態、(入荷数)ゼロというのはないが20欲しくても10しか入らないのが現状
300袋が1日で完売
6日がコメの入荷日だったというこちらのスーパー。
この時期入荷できるコメの量は2023年より少ないものの、入荷自体は安定しているといいます。
しかし、売場に並べると飛ぶように売れ、6日に入荷分の300袋すべてが1日で完売するほど高い需要が続いています。
来店客:
スーパーを5~6件回ってなくて1つだけでも買えてよかった
来店客:
いまどこに行ってもないきたらあるからあらっていう感じ(価格は)やはり上がっていますね仕方ないのかなと思います
田子重セナ店・内記寿治 店長:
(2023年より新米)1kgあたり200円くらい高いので5kgだと1000円くらい高くなっているのが現状。10月に入ってくればその辺もだいぶ解消できるという見通しは立っている。まだ主要産地の収穫が終わっていないので推測でしか言えないが、そこから安定して価格ももう少し下がるかなと思っている
2023年に比べると5kgあたり1000円以上値上がりしているという2024年の新米。
価格の高騰についてJA静岡市はどう見ているのでしょうか。
JA静岡市営農課・堀川晃宏さん:
いま新米が出始めているが、まだニーズが高く引き合いが強い状況で(価格高騰の)一番の理由はお客様の引き合いが強いこと。
そして農家・生産する側としてもこれくらいの金額でなけれ、今後の経営も難しいというところです。物価も上がって燃料も高騰しているので農作物価格が上がらないと農家経営ができないというのも1つある。
高いとお客様も買いにくく、当然安い方が売れる数が増えるので需要と供給のバランスがあってくれば多少は(値段が)下がってくる
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