6日、九電グループの職員が校内でホタルの飼育を続けている長崎市の小学校の“ホタル池”を、子供たちと一緒にきれいにしました。
長崎市の伊良林小学校です。
2021年、新校舎の完成と共に、中庭にビオトープ通称「ホタル池」が設けられました。
6日は地域と協力して環境保全に取り組む九電グループの職員が、繁殖した藻を採り、子供たちが生き物を選り分けました。
児童
「ヤゴやカワニナ、オタマジャクシいろんな生き物がいた」
伊良林小学校では299人の犠牲者を出した1982年の長崎大水害の翌年から、校内でホタルの飼育に取り組んでいます。
「犠牲になった児童や保護者の慰霊と荒れ果てた川に再びホタルを」と願っての活動です。
児童
「成長が順調で、育っている」
ホタルの飼育を通して、命を見つめる伊良林小学校の取り組み。
10月には初めて、このホタル池に幼虫を放すことにしています。
九州電力送配電長崎配電事業所 横石忠祥さん
「2025年春にホタルがここに舞う、そのお手伝いが出来ればなと。長い期間をかけてになるかもしれないが、ここにホタルが飛ぶまでは活動を継続していきたい」
児童
「嬉しい。育てるのを頑張ります」
九電グループは8月、猛暑の中で生い茂った雑草の除去にも汗を流していて、10月も放流を目前に、清掃活動をする予定です。
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