9月になっても真夏のような暑さが止まりません。

7日は全国的に晴れて、関東から西では猛暑日となる所が相次ぎました。

34度近くまで気温が上がり、厳しい残暑が続いている東京都心。

代々木公園では中国の文化や料理を楽しめる「チャイナフェスティバル2024」が7日から始まり、多くの来場者でにぎわっています。

来場者は「暑くてじりじりくる感じ。冷たい飲み物とかかき氷を食べたくなる」「スイカスムージー。おいしいです。冷たくて」などと話していました。

冷たいかき氷やドリンクなども人気でしたが、小籠包や刀削麺などさまざまな中華料理を楽しむ人の姿も。
辛そうなラーメンを食べていたのは中国出身の女性でした。

中国出身の女性：
日本に来るとめったに食べられないから食べたくなります。（Q. 本場の味と比べてどう？）変わらないです、おいしいです。

会場ではスリッパを使った卓球大会も開かれました。

7日は関東から西で特に気温が上がり、岐阜・揖斐川町で36.7度、埼玉・鳩山町で36.3度を観測するなど、9月になっても猛暑が続いています。

福岡・太宰府市では、2024年49回目の猛暑日となり、全国の最多記録を更新しています。

北海道・札幌市も8月中旬並みの26.7度を観測。
ホタテやラム肉など北海道のご当地グルメが楽しめる「さっぽろオータムフェスト」には朝から多くの人が訪れました。

来場者は「（Q. 何がおいしかった？）ポテト」「イチゴがのっているモンブラン。上のクリームのところは栗っぽい味だったけど、下にアイスがあったから一緒に食べると甘くておいしい」などと話していました。

札幌の観光名所・大通公園で9月29日まで開かれるこのイベント。

期間中、約1kmにわたって延べ300店が出店するということです。

一方、全国的に米不足が続く中、島根・松江市では米料理の祭典「米1グランプリ松江2024」が開幕しました。

これは炊きたてのご飯の上に焼き肉がたっぷりのった牛ハラミ丼。
さらには卵かけご飯や米粉を使ったホットスナックなど、米を使ったグルメを楽しむことができます。

訪れた人たちは「肉巻きおにぎりです！おいしいです！」「きょうはロコモコ（丼）です。お米が好きなのでこういうイベントはうれしいなと」「いま米がなかなかニュースでもないと流れている中、努力してイベントを開催してくれるのはありがたい」など話し、お米のおいしさを堪能していました。

宮崎・日南市ではススキに似た植物「パンパスグラス」が見頃を迎え、道行く人に秋の訪れを感じさせています。

パンパスグラスは南米原産のイネ科の植物で、ススキよりふさふさとした白い穂をつけるのが特徴です。

全国的にまだまだ暑い日が続いていますが、秋はすぐそこまで来ています。

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