7月の大雨災害を乗り越え、「ふながた若鮎まつり」がきのう(8日)までの2日間、舟形町で開かれた。
このまつりは、舟形町特産のアユを多くの人に味わってもらう秋の恒例イベント。
ことしも2万匹のアユが用意され、炭火焼などにして販売。家族連れなどが足を運び、焼きたてのアユを満喫した。
(宮城から)
「毎年来ている。6年か7年。これを食べないと秋が来ない。うまい!」
7月の大雨で、会場はどこも泥に覆われたが、懸命な撤去作業の末、開催にこぎ着けた。
(舟形町民)
「普段遊んでいた場所が泥水に覆われたので、またこうして子どもたちが恒例のアユのつかみ取りができて良かった」
また、増水した最上小国川では、6つのヤナ場がすべて壊れる被害があったが…。
(舟形町・森富広町長)
「6カ所とも復旧・整備された。一時は若鮎まつりの開催も危ぶまれたが、災害には負けていられない。舟形のアユも根性があるのでいっぱい食べてほしい」
「若鮎まつり」が終わると秋本番。舟形町では、復活したヤナ場で「落ちアユ漁」が本格化する。
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