いま、全国67の消防本部がマイナンバーカードを活用した「マイナ救急」の有効性を検証する実証事業を行っている。

使うのは、マイナンバーカードと保険証が紐づけされた「マイナ保険証」で、救急車に備え付けられた端末で「マイナ保険証」を読み取ることで、通院履歴や服用している薬、手術歴などを把握。ケガや病気で会話が難しい場合や酔っぱらっている場合などでも正確に情報をつかむことが期待されている。

福島市消防本部・福島消防署の阿住慎さんは「口頭での聞き取りには時間と労力が必要。こういった器械で医療情報が分かれば医療機関の選定に繋がる」と話す。

消防庁では、2025年度に「マイナ救急」の本格導入を目指している。

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