香川県が実用化を目指している県産コムギの新しい品種、「さぬきの夢2023」のテスト製粉が、9月10日に坂出市で行われました。

「さぬきの夢2023」は、うどん用に開発された新しい香川県産のオリジナルコムギです。コシの強さとモチモチとした食感などが特長で、県が2025年度からの実用化を目指して23年度から試験栽培を行っています。24年度、初めてとなるテスト製粉では、2024年に収穫されたさぬきの夢2023を細かくする工程を通じてコムギ自体の出来や色合いや硬さなど製粉の適性を確かめました。

(吉原食糧 吉原良一社長)
「一粒一粒が大きく、製粉歩留まりがいいのではないかと期待している。うどん用としてもモチモチ感だけでなく弾力もやや強く、新しいさぬきうどん用の粉として大いに期待している」

10日は、約20トンが小麦粉に製粉され、今後、うどんの試食会などに使われるということです。

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