大阪メトロは、万博会場へ大阪府の子供たちを無料で万博に招待する事業で、子供たちを安全に会場へ運ぶ、大阪メトロ中央線の「子ども専用列車」と「子ども優先列車」の運行内容について発表しました。
「子ども専用列車」
・森ノ宮駅から万博会場最寄りに新設される夢洲駅まで運行。
・弁天町駅のみ停車。
・夢洲駅方面の前寄り最大4両を専用車両に。(通常は6両編成。)
・後方には一般客も利用可能。(弁天町駅では前方の専用車両に乗らないよう案内。)
・森ノ宮駅から夢洲駅まではおよそ25分。弁天町駅のみ停車。
「子ども優先車両」
・長田駅から夢洲駅まで各駅停車。
・森ノ宮駅は専用列車の乗車に限定する。
・各駅(森ノ宮駅を除く)で学校からの団体利用の子供たちが乗車。
・長田駅から夢洲駅まではおよそ35分。
このほか大阪メトロでは、専用列車利用時のアクセスとして、混雑しやすい中央線での乗り換えを避けて、長堀鶴見緑地線を使ってのアクセスを呼びかけています。
・御堂筋線各駅⇒心斎橋駅⇒森ノ宮駅
・堺筋線各駅⇒長堀橋駅⇒森ノ宮駅
・谷町線各駅⇒谷町六丁目駅⇒森ノ宮駅
森ノ宮駅までのアクセスとしは、台数に限りがあるものの、希望する学校には可能な限り貸し切りバスを用意するとも発表しています。
これまで大阪メトロは「子ども専用列車」について、乗車駅を森ノ宮駅に限定し、一旦逆方面の長田駅まで進み、折り返した後は会場最寄り駅のある夢洲までノンストップで運転する案。
「子ども優先列車」について、運行ルートを「専用列車」と同じとするものの、乗車駅は森ノ宮駅に限定せず、各駅から乗車可能とし、一般客は乗らないようにアナウンスする案。
この2つの案を出していましたが、会場までの所要時間が50分となることや、ホームで混雑が生じることなどを考慮したうえで今回の案をまとめました。
また今後、具体的なダイヤを策定していくということです。
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