長野県上田市の中学校で行われたユニークな授業です。生徒が学んだのは地元のご当地グルメ「美味だれ焼き鳥」の作り方。串打ち、焼きも体験し、実際に味わいました。
上田市の第四中学校で行われた特別授業。生徒たちが作ろうとしているのは焼き鳥。それも「美味だれ焼き鳥」です。
ニンニク入りのしょう油ベースのたれ、「美味だれ」に漬けて食べる上田市のご当地グルメ「美味だれ焼き鳥」。1955年ごろに市内の店で提供を始め、2010年ごろからは「ご当地グルメ」として地元の飲食店がPRしています。
特別授業は地元の名物を子どもたちにもっと知ってもらおうと初めて企画されました。教えるのは上田市出身で焼き鳥店を営む小林誠社長です。
まずは基本の「串打ち」。
生徒:
「肉の繊維を見極めるのが大変」
串打ちが終わると「焼き」に。通常は炭火ですが11日はフライパンで焼きます。
生徒:
「見るだけでおいしそう」
そして最後に漬けるのはもちろん「美味だれ」。すりおろしたニンニクがたっぷり入っています。
生徒:
「いただきます、焼き鳥サイコー!」
自分たちで作った「美味だれ焼き鳥」の味は?
生徒:
「とてもおいしく笑顔になりました」
「おいしかったけど、それだけじゃなくて上田市の『美味だれ焼き鳥』がどういうものか分かった」
やきとり番長・小林誠社長:
「私たちが先人から伝えていただいたことを、今の次世代の若い者に伝承していくことは大切」
特別授業はこのあと3つの中学校でも開く予定です。
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