自民党総裁選に岡山から挑戦するのは、1995年の橋本龍太郎元総理以来29年ぶりです。総裁が選ばれれば地元にどんな影響があるのか。橋本元総理の秘書を務めた総社市の片岡聡一市長に聞きました。
衆議院、旧岡山2区選出の橋本さんは、1995年9月の総裁選で第17代総裁に当選。当時の社会党などとの連立政権で副総理を務めた後、翌年、第82代の首相に就任しました。その橋本さんが総裁となった時、秘書を務めていたのが片岡さんでした。
(総社市 片岡聡一市長)
「これ秘書官をやめるとき、これ持って行けっていただいた。大事にしているもので一番大切」
「本人の気力を上げるのが一つの大きな仕事だと思っていたので、岡山のニュースやホットなうれしい情報をあえて伝えるようにしていた」
自民党のトップである総裁は、自民党が与党であれば政権を担う首相に就任するケースがほとんどです。地元から総裁が選ばれれば地元から声を届けやすく大きな意味があると言います。
(総社市 片岡聡一市長)
「やっと来たかというものもあるし。絶対勝ってほしいということと、岡山県が全国で光輝く存在になれる最大のチャンス」
岡山にとって加藤元官房長官の総裁選、挑戦は、橋本さん以来29年ぶり。今、地方は人口減少など喫緊の課題を抱える中、総社市のトップを務める片岡さんも期待感を持っています。
(総社市 片岡聡一市長)
「今、地方がこれだ地方が疲弊して困っている。そういうことを体感として分かっていて、今地方を盛り上げていくというメッセージが伝わるのは加藤先生、岡山県民ががっちりスクラム組んでやればいい結果が出る」
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