聴覚障害や手話について子供たちに理解を深めてもらおうと、岡山市のろう者が9月12日、小学校で特別授業を行いました。

岡山市北区の朝日塾小学校では、市内に住むろう者の大野志織さんが3年生に向けて授業を行いました。障害があってもコミュニケーションの方法は様々あることを伝えました。

(説明)
「口の形を見て読み取ることができる人など聞こえない人の中でもいろんなコミュニケーション方法がある。皆さんが相手に伝えたいという気持ちを持ってくれることが一番」

実際に声を出さないというルールでゲームにトライ。子供たちは身振りや筆談などでコミュニケーションをしながら楽しみました。

(児童は)
「手話で話したりゲームをしたのが楽しかった」
「手話を覚えて耳が聞こえない人と沢山話したい」
「好きな手話は?『花』本物の花みたい」

学校では障害のある人もない人も同じ社会の一員として助け合う心を身に着けてほしいとしています。

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