シンガポール人の男を名乗る相手から、愛媛県久万高原町の女性がSNSでウソの投資をもちかけられ、暗号資産約670万円相当をだまし取られました。警察は12日に被害届を受けSNSを使った詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは久万高原町に住む女性(60代)です。

警察の調べによりますと、女性は3月上旬にシンガポール人の男を名乗る相手からSNSでメッセージが届き、やり取りを重ねるうちにウソの暗号資産の投資をもちかけられました。

このあと利益が出たチャートや「チャンスは常にあるわけではない」とのメッセージが届き、暗号資産の購入を決意。6月28日に指示通りに暗号資産のアプリをインストールして操作し、7月3日から9月5日までに暗号資産約670万円相当をだまし取られました。

女性は現金を引き出そうとした際に「口座が凍結された」と伝えられ、不審に思って警察に相談。だまされたことが判明しました。

警察はSNSを使った詐欺事件として捜査。暗号資産の仕組みが分からないまま「必ずもうかる」などの言葉に惑わされないよう、注意を呼びかけています。

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