群馬県などは11月末まで、県内温泉地をPRして温泉文化を盛り上げるプロモーション活動を行う。首都圏のJRの駅にポスターを張り出すほか、群馬の食材などを紹介するイベントを開き、誘客する。県は日本の温泉文化を国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産への登録を目指しており、機運の醸成につなげる。
県観光物産国際協会、JR東日本高崎支社と共同で行う。県内の代表的な7温泉地（草津、伊香保、みなかみ18湯、四万、万座、磯部、老神）をPRする。関東や信越にあるJRの385駅にポスターを貼り、7温泉地を紹介したリーフレットも配布する。リーフレットは英語や中国語でも作成し、インバウンド（訪日外国人）の利用が多い成田空港駅や東京駅、新宿駅などで掲出する。
首都圏のJR線を走る電車内のデジタルサイネージでは15秒のプロモーション動画を配信。9月は23〜29日に放映する予定だ。
PRイベントでは、17〜23日にビックカメラ有楽町店（東京・千代田）で温泉文化の紹介や群馬の地酒、食品を販売する「群馬フェア」を開く。21日の式典には山本一太県知事も出席する予定。11月28〜30日にはJR大宮駅西口のイベントスペースで、群馬の名産品や温泉をアピールする「上州ぐんま産直市」を開く。
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