ラップの端が見つからない、袋の口が開かないなど、日々の家事にはちょっとしたイライラが発生することもあります。

 今回は、日頃の小さな家事ストレスの解決方法を紹介します。

 「プロ主婦」を名乗る主婦歴24年の元家政婦ライター、マミさん。

 家事に役立つ情報や便利なグッズSNSや雑誌、Web記事などで発信しています。

ボックスティッシュの1枚目が出にくい!

 ボックスティッシュの最初の1枚目を取り出す際、破れてしまったり、大量に引き抜いてしまったりすることがあります。

 このお悩みは、親指ひとつで簡単に解決できます。

 親指でギュッと1回ティッシュを箱に押し込んでから、最初の1枚を取ると…。

 1枚だけ、スッと引き出すことができました。

 ソフトパックのタイプでも、難なくティッシュを引き出せます。

ラップの端が見つからない!

 「ラップの端が見つからない」ことも、日頃の小さなストレスです。

 このお悩みは、輪ゴムで解決できます。

 まずは輪ゴムを2、3本ねじって、指に8の字にかけます。

 指にかけた輪ゴムを、ラップの端からこすっていきます。

 すると、すぐにラップの端が見つかります。

ポリ袋がなかなか開けられない!

 スーパーなどで買い物をする際、ポリ袋がなかなか開けられないこともあります。

 このとき、指先ではなく手のひら全体を使って開けると簡単です。

 また、スーパーでお肉やお魚などパック商品を買った際は、ラップ部分にポリ袋を当てて開けてみてください。

 ラップとポリ袋がくっつき、簡単に開けることができます。

冷たい麦茶をすぐに飲みたい!

 夏が終わっても、まだまだ飲みたい麦茶。

 すぐに麦茶を作りたい方は、麦茶ピッチャーに麦茶のパックと熱湯を10分の1くらい入れてシャカシャカと振って、濃い麦茶液を作ります。

 コーヒーくらいの色になったら、ピッチャーに水を入れます。

 水出しの麦茶だと1時間くらいはかかりますが、この作り方であれば5分ほどでできあがります。

 水出しの麦茶と、見た目は変わりません。

 飲み比べてみると味も変わらず、渋みもなく、口当たりもすっきりしています。

保存容器のニオイが落ちない!

 保存容器にカレーなどの色・ニオイが強いものを入れると、洗ってもヌルヌルやニオイが気になることがあります。

 保存容器のお悩みは、ある調味料を使うと簡単に解決できます。

 その調味料は、どのご家庭にもよくある「塩」です。

 保存容器に、スプーン2杯ほどの塩と水100ccを入れます。

 しっかり蓋をして30秒ほど振ると、ニオイやぬめりが取れます。

 保存容器についた細かい傷に、ぬめりやニオイが入り込むことが主な原因です。

 塩が細かい傷に入ったニオイやぬめりを取り、きれいになります。

 さらに、塩自体にも抗菌作用もあります。

鍋から吹きこぼれる!

 そうめんなどをゆでていると、鍋から吹きこぼれることがあります。

 その場合は、鍋の中にスプーンを入れてみてください。

 お湯の対流が吹きこぼれる原因ですが、スプーンを入れると対流が複雑になり、吹きこぼれしにくくなります。

 カレースプーンなど、大きめのステンレスのスプーンがおすすめです。

 ちょっとした工夫で、日頃の家事ストレスを減らしましょう。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。