仙台市によりますと、2024年1月から9月8日までに市内で確認された梅毒の患者数は速報値で89人で、過去最多となった前年とほぼ同じペースで推移していることが分かりました。仙台市は、コロナ禍が落ち着いたことから患者数が増加傾向にあると分析しています。

梅毒は「梅毒トレポネーマ」による細菌性の感染症で、性行為やオーラルセックスなどで感染します。仙台市は2023年、1年間の感染者数が速報値で126人と過去最多になりました。10年前と比べると約4倍で、年代別では女性が20代で最も多く、男性は40代が最も多かったということです。

仙台市は毎月、HIVと梅毒の無料検査を実施していて、匿名で誰でも受けることができることから、心配なことがあった場合は早期の受検をするよう呼びかけています。

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