秋の訪れを告げる花・コスモスの話題。例年より早く見ごろを迎えた山形市の面白山高原では、色とりどりのコスモスが鮮やかに咲き誇っている。

(リポート)
「山形市の面白山高原です。こちらでは斜面を埋め尽くすようにして鮮やかなコスモスが咲き誇っています。時折吹く風に揺られるコスモスがとてもきれいで、秋の訪れを感じさせてくれます」

標高約500メートルの場所にある山形市山寺の面白山高原コスモスベルグ。
約5ヘクタールの敷地に、100万本ものコスモスが植えられている。
ことしは暑い日が続いたため、早咲きの「キバナコスモス」は例年より約1週間早く8月25日に咲き始め、今はほぼ満開となっている。

(コスモスベルグ管理代表・高橋行夫さん)
「ことしの場合は、暑さと雨不足ということで、コスモスの背が伸びないということが難点。例年から比べれば6~7割の背丈」

背丈が短いと雑草が目立ちやすいため、いつも以上に周りの草取りに苦労したそうだが、その丁寧な管理の甲斐あってオレンジ・黄色・赤と、色とりどりのコスモスが鮮やかな美しいじゅうたんを作り上げていた。

(コスモスベルグ管理代表・高橋行夫さん)
「気候も街に比べれば少し涼しいので、その辺が魅力だと思う。キバナコスモス3種類ぐらい、普通のコスモスは十何種類ぐらいの花が咲いている。よく確かめてもらうと『変わったコスモスがあるな』というのが見られると思うので、じっくりと見てもらいたい」

高原の澄んだ空気に癒されながらゆっくり歩いて楽しむことができるコスモスベルグ。
キバナコスモスの見ごろは9月いっぱいで、これからは遅咲きのコスモスが咲き始め10月中旬まで楽しめるという。

キバナコスモス、近くで見てみるとオレンジと赤のグラデーションになっているものもあってとてもきれいだった。
あすからの3連休、今がまさに見ごろなので、ぜひ秋を感じに行ってみてほしい。

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