新潟市で大学3年生を対象とした就職活動の面接対策セミナーが行われました。早期化する採用活動に向け、学生たちは早くも準備を始めています。
9月17日、新潟市西区の新潟国際情報大学で行われたのは、大学3年生を対象とした面接対策セミナー。
政府の方針では、企業の採用活動の解禁は卒業年次の6月とされ、本来3年生にとっては1年近く先の話ですが…
【広報しえん 支援部 野瀬山知巳 課長】
「企業人手不足感はどのような業界でもあり、その中で学生の採用獲得競争が激しくなっている」
採用試験の前に行われるインターンシップに参加した学生について、企業は6月より早い選考開始が認められています。
優秀な学生を獲得したい企業がそうして早期の選考を行うケースが増えていることから、今回のセミナーは例年よりも前倒しで開かれました。
セミナーでは自己分析をして自分を理解することの必要性や自分をアピールするための心得などが説明されました。
【広報しえん 支援部 野瀬山知巳 課長】
「皆さんは仕事をしたことがなく、社会人になったことがないから、仕事の能力という意味では全員ほぼフラット。なので潜在能力を見ている。それをどこで見るかというと、これまでの学生生活、どういう活動をしてきたかというところで見ることが多い」
このほか、挨拶など基礎的なマナー講座も行われ、学生たちは就職活動に向け、早くも意識を高めていました。
【大学生】
「僕は話すのがあまり得意ではない。心配になりつつも、アドバイスもいただいたので、これから頑張りたいと思った」
【大学生】
「そろそろ準備しないとと思った。新潟を活性化できるような企業に勤め、いい大人になりたい」
このセミナーは18日も行われます。
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