福岡土産として知られる「めんべい」の中にハエとみられる虫が混入していたことがわかり、製造元のメーカーが商品を自主回収すると発表しました。
製造する福岡市の山口油屋福太郎によりますと、9月2日に「辛子めんたい風味 めんべい プレーン」の中に異物があったと購入客から指摘があり、担当者が9日に現物を確認し、外部の検査機関で調べたところ、ハエとみられる虫が混入していたことがわかりました。
商品は添田町のめんべい工場で製造され、生地の製造過程で紛れ込んだおそれが高いということです。
これまでに健康被害は確認されていませんが、山口油屋福太郎は再発防止のため詳しく調査するとともに、虫が混入していた「めんべい」と同じ生地を使ったロットの商品、1万1240箱の自主回収を進めています。
対象となるのは「めんべいプレーン2枚×16袋」のうち、賞味期限が2024年12月29日で賞味期限下部に記載のロット記号が「Lot.T66-027+YFT」と「Lot.T66-02C+YFT」の商品です。
該当する商品を持っている場合は、店頭スタッフか問い合わせ窓口(フリーダイヤル0120-71-4444)に申し出るように呼びかけていて、該当商品またはレシートなどと引き換えに返金または商品交換に応じるということです。
山口油屋福太郎は「今後このようなことがないよう、防虫対策、検品等一層の管理体制の強化を図り、再発防止に努める」としています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。