宮城県内は「実りの秋」を迎えています。石巻市の小学校では子供たちが稲刈りを体験しました。
秋晴れの空のもと、石巻市の大谷地小学校では稲刈りの特別授業が行われました。
今年５月、泥まみれになりながら、子供たちが一生懸命植えた苗。実りの季節を迎え、子供たちの腰の高さまで成長しました。
今年は梅雨明け後、天候にも恵まれたことから順調に育ったそうです。子供たちは鎌を使って、ていねいに稲を刈り取っていきました。
児童
「どんどんどんどん成長していって、すごい大きくなったなと感心しながら、うれしく思いながらやりました」
「農家さんのつらい気持ちもわかったし、おいしいお米ができるといいと思います」
子供たちが刈り取ったコメは１０月、学校近くの道の駅で販売されます。
一方、色麻町では新米の試食会が開かれ、農業関係者や子供たちが先週収穫されたばかりの「ひとめぼれ」と「ササニシキ」の新米を試食しました。
今シーズンは、例年に比べて１０日ほど早く稲刈りが始まりました。品質も良く、今年最初の等級検査では全量が１等米と判定されています。
参加者
「コメ一粒一粒がしっかり立っているので、すごく品質はいいと思います」
「新米のパワーを付けて、けいこを頑張りたいです」
「めちゃくちゃおいしいです」
県内のＪＡグループが取り扱う新米は９月１９日から順次販売されるということです。
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