保育園などへの入園を希望しながら入ることができない待機児童の数が、広島市で初めてゼロとなりました。
広島市によりますと今年4月1日時点で広島市内の保育園などに入園したのは前の年より174人多い2万7278人で、待機児童はゼロとなりました。
待機児童ゼロは1995年度の調査開始以来、初めてです。
国の定める待機児童とは、入園を希望していて他に入園可能な保育園などがあっても、特定の園を希望するといった理由により入園していない児童を除いた児童のことです。
広島市では2014年度にピークとなる447人に達しましたが、2016年度以降は減少が続いていました。
広島市は保育士の安定的な確保に向けた就職支援や、現場の負担軽減及び処遇改善のほか、保護者のニーズを把握するなど引き続き、待機児童ゼロを目指すとしています。
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