西九州新幹線の開業2周年を迎えた週末、県内各地で記念イベントが開かれました。23日は並行在来線となった鹿島市のJR肥前鹿島駅などでもイベントが開かれ多くの家族連れでにぎわいました。

このイベントは子供たちに公共交通機関を身近に感じてもらい、利用促進につなげてもらおうと鹿島市が企画したものです。今年は祐徳自動車跡地を利用して開かれ、訪れた人は地元園児などのステージのほかミニトレインの乗車体験や動物とのふれあいを楽しんでいました。

また県による地元の特産品の配布もあり、鹿島市はもちろん並行在来線の沿線市町である白石町や太良町、江北町のPRにつなげていました。

【参加した園児】「(ステージが)緊張した」Q楽しく踊れた?「踊れた」
【鹿島市民】「鹿島市にいっぱい人が来て、にぎやかでとても良い」
【児童】「めっちゃ楽しい。小さい電車に弟と乗ったこととロングポテトをたくさん食べられたこと」

西九州新幹線の開業に伴い、博多と肥前鹿島をつなぐ特急列車は上下14本に減便していて、来年には上下10本程度になる見通しです。

【鹿島市民】「(肥前鹿島駅は)仕事とかで利用している。もうちょっと便数があれば便利かな」
【鹿島市民】Q駅にはよく来る?「電車見ている。かっこいい」

一方、県と鹿島市は肥前鹿島駅周辺の再開発を進めていて、来年度には新駅舎の着工を目指しています。

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