北海道・札幌市にある水族館で、自分の弱さを隠したいソメンヤドカリがの姿が見られました。

水槽の外からは隠しているものがバレバレ。

一体、何を隠しているか、AOAO SAPPORO 生物チーム・三宅マネージャーによると、「脱皮したのをバレないように、この脱皮殻を隠しているんだと思われてます」ということです。

“脱皮した後の自分の抜け殻”をなぜ砂の下に隠しているのでしょうか。

三宅マネージャーは「このヤドカリって脱皮した後、自分の皮が軟らかくなって、敵に襲われやすい状態」と話しました。

脱皮した殻が見つかってしまうと、自分が弱い状態だということがバレて、攻撃されてしまうため、“自分は弱くないよ!”と抜け殻を必死に隠す習性があるといいます。

イソギンチャクの奪い合いをするなど、気が強くけんかっ早いと言うソメンヤドカリ。

ところで、命を賭けて隠した抜け殻はどうなっているのか、三宅マネージャーは「この日にも殻は取り上げた。そのままにしてると腐って水を悪くするので」と話しました。

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