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23日は、「もったいない」が「もっといい」に変わる取り組みに迫りました。

20日、トヨタ自動車と繊維を扱う豊島、アパレルメーカーのアーバンリサーチの3社が連携したポップアップストアがオープンしました。

並べられたペンケースやカードケースを見ると、傷や線が残っています。

レクサスのシートの端材から作られたペンケース。
他のアイテムも、全て自動車を作る際に出た端材をアップサイクルしたものです。

その中でも、トヨタの一押しはバックだといいます。

トヨタ自動車 新事業企画部 事業開発室・中村慶至主幹:
こちらのトートバッグは3つの素材を使用。持ち手がシートベルト、ボディー部分がエアバッグ。ポケットが(シートの)レザーの端材。すべて端材を使って製作。

自動車の部品は約3万点。
その分、端材など「もったいない」ものが出てしまいますが、それを「もっといい」ものに作り替えることで廃棄焼却時のCO2排出量削減を目指します。

トヨタ自動車 新事業企画部 事業開発室・中村慶至主幹:
アーバンリサーチ、豊島の力を借りて、格好良く変えていただけるプロなので、そのあたり助けていただいている。廃棄物が魅力を持った商品に変わる、そのビフォー・アフターを感じていただいて、アップサイクルを実践いただくような行動変容につながっていくと私たちもうれしい。

ポップアップストアは10月11日までで、今後アーバンリサーチのオンラインショップでも販売していくとしています。

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