視聴者から寄せられた「防災に関するギモン」を専門家などと一緒に考え、日々の防災力UPを目指す新コーナー「コツコツ防災」です。

今回は、日常の備えについてのこんな疑問です。

愛媛県八幡浜市・50代の方からの疑問:
『普段出かけるときにバッグに入れておいた方がいいものはありますか?』

答えてくれたのは、長年、松山市の消防職員として勤務し、現在は愛媛大学大学院で地域防災に携わる人材育成や防災教育などに取り組んでいる芝大輔准教授。
防災の専門家、芝さんが普段使っているバッグを見せてもらうと、様々な「防災グッズ」が入っていました。

愛媛大学大学院・地域レジリエンス学環・芝大輔准教授:
「これはモバイルバッテリーと色んな電源のコード、固めるトイレとかウェットティッシュとかマスク、アルミブランケットとか、これが笛とライトがついてるペン、声も出なかったり通らなかったりするので、笛を常備。音が通るのでこういうものも持っておくといざという時に、もしかして声が出ない状況とかに自分の命を守ることになるし、助けてもらうために必要になったりします。ほかにも日用品セット、タオルだったり、歯磨き粉歯ブラシであったり、シャンプーやマスクなどの衛生用品、あとはチョコレートが入ってます」

普段使っているバッグの中に、こうした防災グッズを入れているそうです。中でも特に持っておくべきものはウェットティッシュ。体を拭いたり消毒をしたり、あらゆるシーンで活用できるそうです。

「防災を日常に取り入れる」その意識を持つことも、大切な備えのひとつです。

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