愛媛では朝晩が涼しく感じられる日も増えてきました。季節は秋へと歩みを進めていますが、秋の味覚には猛暑による影響が出ているようです。

最高気温27.1度となった久万高原町では、涼しげな秋の風景が広がり始めています。24日県内の最高気温は松山で30.1度、伊方町瀬戸で25.7度とこれまでより過ごしやすい気温となりました。久万高原町では秋の味覚リンゴが旬を迎えようとしています。

田中日南子リポーター:
「すごい!綺麗に色づいています。ずっしり重いです、おいしそう。甘くてみずみずしいです。やっぱり丸かじりが一番おいしいですね」

久万高原町の青木農園は夏から秋にかけて、くだもの狩りが楽しめる観光農園で今は大玉で甘味が強いりんごの「陽光」という品種がまもなく旬を迎えます。しかし、そのりんごには夏の猛暑の影響が出ています。

青木農園・青木正利さん(68):
「色付きもちょっと遅れているんです。これから真っ赤になっていくとは思うんですけど、夏の暑さの影響で、それまで実がもつかどうか」

例年なら今の時期はりんごが真っ赤に色づく頃。しかし、この夏の暑さの影響で色づきが遅れ、今年はまだ薄い赤色のままです。

青木農園・青木正利さん(68):
「木に元気がないから、木が(実を)よう持っていられない」

標高の高い久万高原町でも今年の夏は30度を超える日が多く、暑さで木が弱ってしまい、毎日、約150個もの実が落ちてしまっているといいます。そのため収穫量も減少すると予想されていますが、味は例年通りおいしく仕上がっています。

青木農園・青木正利さん(68):
「りんごの味としては、例年通りになっていると思います。とりあえず来て、食べてもらう。それが一番です」

青木農園のりんご「陽光」は10月に旬を迎えるということです。

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